区分所有を活用した柔軟な資産形成と老後設計
区分所有を活用した柔軟な資産形成と老後設計
区分所有マンション投資の最大の魅力は、その柔軟な売却戦略にあると言えるでしょう。複数の部屋を所有している場合、市況の変動や自身のライフプランに合わせて、売却のタイミングを分散できるのです。例えば、私が保有する14部屋の区分所有マンションでは、数年ごとに数部屋ずつ売却していくことで、より計画的に資産を現金化することが可能です。また、ワンルームマンションは他の不動産投資に比べて流動性が高く、買取を利用すれば比較的短期間での現金化も期待できます。 長期的な視点で見ると、ワンルームマンション投資は資産形成において有利に働く可能性があります。借入期間が進むと元本返済が進み、築年数が経過しても、立地の良い物件であれば価格が大きく下落することは稀です。私の場合は27年ローンのため、およそ半分を経過した13~14年目あたりから、売却によって得られる手残金が顕著に増加してきました。 この区分所有の特性を活かし、私は老後を見据えた資金計画を立てています。65歳を待つことなく、60歳頃から2年に一部屋ずつ売却していくことで、90歳まで安定的に現金収入を得ることが可能です。売却によって得た資金を金融資産に移し替え、それを少しずつ取り崩して使うという方法を実践したいと考えています。借入残高が年々減少していくため、売却によって得られる金額は徐々に増え、老後の生活を豊かにしてくれると期待しています。このように、区分所有マンション投資は、柔軟な売却戦略を通じて、長期的な資産形成と安定した老後設計に貢献する可能性を秘めているのです。2025年04月18日