老後の安心 中古ワンルームマンション売却と資金活用
老後の安心:中古ワンルームマンション売却と資金活用
私が最近考えているのは、60歳を過ぎた後の住まいと資金のことです。もし中古のワンルームマンションを所有しているなら、早い時期からその売却を検討するのが賢明かもしれません。高齢になると、どうしても体力的な負担が増え、マンションの管理なども億劫になる可能性があります。それに、売却によって得た資金は、老後の生活を豊かにするための選択肢を広げてくれます。 では、いつ頃売却するのが良いのでしょうか。もし購入金額とほぼ同程度の金額で売れる見込みがあるなら、築7年~10年が一つの目安になると思います。一般的に、不動産の価格は年々下落していくものですが、築10年以内であれば、立地条件などが良ければ、購入時と変わらない価格で売却できる可能性も十分にあります。 そして、売却によって手に入れた資金をどのように活用するかも重要なポイントです。私が考えているのは、不動産投資信託、いわゆるJ-REITへの投資です。J-REITは、様々な不動産に分散投資されているため、比較的リスクを抑えながら、定期的な分配金による安定した利回りが期待できます。ワンルームマンションの管理や賃貸業務から解放され、専門家による運用に任せられるのは、高齢になった私たちにとって大きなメリットでしょう。 さらに、老後の生活を考える上で忘れてはならないのが、収入の減少です。現役時代のような定期的な給与収入がなくなると、毎月の支出を抑えることが重要になります。そのため、もし住宅ローンなどの借入金があるなら、ワンルームマンションの売却によって得た資金を、その返済に充てることを優先的に考えるべきではないでしょうか。借入金を減らすことで、毎月の返済負担が軽減され、生活費に充てられる資金が増え、経済的な安心感につながるはずです。 このように、中古ワンルームマンションの売却は、高齢期における生活の質を高め、経済的な安定を確保するための有効な手段となり得ます。早めの検討と、売却後の資金の賢い活用が、安心して老後を迎えるための重要な準備となるでしょう。2025年04月25日